もしかして性病?不安だし検査してみたいけど初めてだからわからない、怖い、そう思っている方も多いのではないでしょうか?そんな方々のために、性病検査を体験した方に体験談を伺いました。不安に感じている方は体験談を読んで参考にしてみてください。
体験者のプロフィール
まず最初に体験者さんのプロフィールを教えていただけますか?
私は42歳男性です。
性病検査を行おうと思ったきっかけは?
性病検査を行おうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?
私がHIV検査を受けたきっかけは、病院からの提案でした。もともとは梅毒の自覚症状が現れていたので、クリニックへ行ったのです。
なるほど。具体的にはどのような症状が出るようになったのでしょうか?
私には過去に梅毒の罹患経験があります。このため「あ、最近結構遊んでいたから、またもらってしまった…」と、すぐにわかりました。初めて感染した時は強い倦怠感があったのですが、今回はそれほどでもありません。しかし手の平に梅毒特有の『バラ疹』が現れたので、「これはまずい」と直感したのです。バラ疹は名称通り赤色の、小豆大の発疹であり、非常にわかりやすい自覚症状です。
梅毒は一定期間投薬を続けることで、治すことができます。過去の罹患経験からそのことを理解していたので、すぐに検査を検討しました。可能な限り早い日程で、性病を診療可能なクリニックへ訪れたのですが、問診の中で医師から「実は梅毒と同時に、HIVに感染しているケースがあります。同時に検査をしませんか?」と提案されました。
正直に言うと、HIVの可能性は考えないようにしていましたので、恐怖感が先に立ったのを覚えています。もし検査の結果、自分がHIVに感染していることがわかったら、強いショックを受けるに違いありません。しかしHIVは感染から長期間、自覚症状なしに体内で進行し、最終的にエイズとして発症します。いわゆる『いきなりエイズ』になる方が、もっと恐ろしいということは何となく知っていましたので、検査を承諾することにしました(本音を言うと、かなり嫌でしたが…)。
性病検査はどうやって探したか?
性病検査をしようと決めてからどうやって探しましたか?
もともとは梅毒の検査をするつもりでクリニックへ訪れたので、HIV検査についてはきちんと調べていませんでした。医師の話によると、今回採取した血液を、梅毒とHIV、それぞれの検査に回すということ。つまり梅毒の検査では梅毒についてしか調べず、HIVの検査ではHIVについてしか調べないということになります。「1度に全部調べればよいのに」と思わないでもありませんが、逆に言えば「血液を希望の検査のみに回す」というかたちで、患者の意志やプライバシーに配慮しているのではないかと思われます。
なお私のセクシュアリティはLGBTのG(ゲイ)です。そのため異性愛の人たちに比べ、HIVの情報にアクセスしやすくなっています。もちろんHIVはゲイだけの病気ではありませんが、ゲイの感染者が比較的多いため、啓蒙活動が盛んに行われているからです。ゲイ向けのHIV無料検査も頻繁に開催されているようなので、もっと早く利用しておくべきだったかもしれません。
性病検査を決めた理由
性病検査を行う方法としては何種類かあると思いますがその中で決めた理由は何でしょうか?
HIVも梅毒も含めてのお話ですが、やはりクリニックで医師に判断してもらうことが、一番正確だと思うからです。HIVに関しては郵送の検査キットなどもあるようですが、もし陽性と判明した場合、すぐ医師に相談できるという意味では、クリニックの方がベターなのではないかと思います。
また私の場合「性病について、周囲の人に相談するのは恥ずかしい」という気持ちがあります。このため治療開始のスピード、プライバシーなどさまざまな条件を鑑み、性病検査は常にクリニックで行うようにしています。ただクリニックを選ぶ際は、開院時間や曜日、費用、そして場所などを確認する意味で、インターネットの検索機能を活用します。
陽性の場合にすぐに医師に相談できるのは安心ですし、クリニックの良さだと思います。一方で検査精度という意味だと実は郵送検査もクリニック検査も差はほどんどありません。そのため検査は郵送検査で、その後陽性の場合はその結果を持ってクリニックに行く方も増えていますよ。
性病検査の流れ
どのような検査だったのか教えてください。
以前に利用した梅毒検査と、基本的には変わりませんでした。事前にクリニックへ電話をかけ「梅毒にかかった疑いがあるので、検査して欲しい」と予約を取り、指定の日時にクリニックへ出かけていくという流れです。
クリニックで気になるのは待合室。自分以外にも多くの人が、診療の順番が来るのを待っています。別にバレているわけでもないのに、他の人から「この人は、性病の診療に来たのだな」という目で見られるような気がして、何となく気まずいのです。このため私は、事前予約が可能なクリニックを選びます。予約を取っておけば、待ち時間も少なくて済むからです。
そうですね、人の目は気になりますよね。人に会わずに検査したい方には郵送検査という選択肢もあるので検討されても良いかもしれません。
番号を呼ばれ診療室に入った後は、医師に自覚症状や検査の希望などを伝えます。医師は私の手の平のバラ疹を見て「たぶん梅毒だね~」と言っていましたが、検査へ移る前に「HIVの検査も一緒にやっておきましょう」と提案してくれました。診療が終わると、別室で採血をします。ふたつの検査に回すため、採血の量も多かったような気がしますが、正確なところはよくわかりません。私は子供の頃、採血の際に貧血を起こして倒れたことがあったので「今回もそうならなければ良いけど…」と考えていました(幸い、貧血は起きませんでした)。
検査結果はどれぐらいで出ましたか?
わかるまでに1週間程度を要したと思います。今回はとてつもなく長く、強い不安とストレスを感じる期間となりました。「もし自分がHIVに感染していたとしたら…」と考えると、とても怖かったのです。
結果はいかがでしたか?
検査結果を聞く日は本当に恐怖で、どうやって病院へ足を運んだのかも、あまり覚えていません。しかし幸運にも結果は、陰性でした(梅毒は陽性でした)。医師は「良かったですね。でもセックスのやり方によっては、今後も感染するリスクがあります。セーフセックスを心掛けてください」というアドバイスを授けてくれました。本当にホッとしたので、病院から家に向かう足取りも軽くなっていたと思います。
より早く結果を知るためには郵送性病検査という選択肢もありだったかもしれません。
郵送性病検査キットであれば誰にもバレずにかつクリニックよりも安く検査可能です。比較記事もありますので参考にしてみてください。
性病検査を行った感想
性病検査を行ってみてどうでしたか?
HIV検査に関しては、正直に言うと悪夢のような経験でした。検査そのものより、結果が怖かったからです。しかし待つ間、ただ悩んでばかりいてもしょうがないので、インターネットでHIVについて、色々な情報を調べました。
すると「完治はしないが、すぐ死に至る病気でもない」ということが、はっきりとわかってきたのです。特に「きちんと毎日投薬を続けていれば、体内からほとんどHIVウィルスが検出されなくなる。そうすればセックスする相手にうつす心配も、なくなる」という事実には、非常に驚かされました。
そうですね。ただやはり危険な性病であることは変わりありません。
「HIVになったら、もう一生セックスはできないのではないか」と思い込んでいたので、現代の医学の進歩には感心するばかりです。今後は梅毒と同じように、完治薬が登場して欲しいと願います。また現在の私は、少なくとも年に1回以上、HIVの検査を受けるようになりました。例え自覚症状がなかったとしても、感染により身体に大きな負担がかかりますし、他の人にうつす可能性も高まります。セーフセックスの一環として、今後も定期的な検査は続けていくつもりです。
仰るとおり、HIVは症状が出ないケースもあります。そのため定期的な検査が重要です。また大事なパートナーにうつさないためにも少しでも異変があったら早めの検査を心がけましょう。
本日はありがとうございました。
さいごに
性病検査の体験談いかがでしたでしょうか?体験者さんも仰っている通り、まずは検査してみることをおすすめします。またまずは検査をと考えている方には郵送性病検査キットがおすすめです。性病検査キット自体の比較も行っておりますので、是非記事を確認いただき、ご自身にあった性病検査キットを選ぶ参考にしてください。
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