【性病検査体験談】男性26歳 クラミジア・淋病/淋菌 泌尿器科にて性病検査利用

私は30歳男性です。ただ性病検査を受けたのは26歳の時です。

性病検査を受けるきっかけになったのは、パンツに謎のシミがしょっちゅうできるようになったことでした。その当時、私の頭の中には思い当たる女性が3人いました。

1人目は、クラブで出会った20歳のA子ちゃん。A子ちゃんとある日、ご飯に行った際に、一夜を共にしました。そして2人目が別の日にアプリきっかけで出会い、その日にセックスをしたB子ちゃん。その2名のどちらとも初回のセックスでした。

性行為をしてから約1ヵ月前後の時点で、パンツの内側に複数のシミが付いているのが確認できました。最初は、尿漏れや我慢汁かと思っていたので、あまり気に留めていませんでした。しかし、どうも色が付いていて黄色く、膿のような見た目だということに気づきました。出会い方も出会い方だったので、少し危険を感じました。生殖器自体に腫れやかゆみ等はありませんでした。

そこでひとまず詳細を確かめようと思い、インターネットで、性病の初期症状について調べました。調べてみると、「膿のようなものが出ている時点で、性病以外の他の病気は考えられない」という記事がひたすらに出てきて、心がザワザワしたのを今でも覚えています。

かなり焦る一方で、自分が蒔いた種だから仕方ないと半分諦めのような気持ちもありました。そして次に、住んでいる市内の泌尿器科クリニックを検索しました。

以前友人が風俗利用後に性病にかかった時に、泌尿器科で治療してもらったという話を聞いていたので、検索サイトで検索し、泌尿器科を選択しました。

選んだ基準はただ一つ。内容が内容なので、なるべく人目につかない目立ちづらい場所にあるクリニックを選びました。予約は特にしませんでした。HPに記載されている診察可能な時間に、直接クリニックに行きました。

クリニックに入り、受付で性病の検査をしたいと伝えました。この時点でかなり恥ずかしかったのですが、人の少ないクリニックを選んだので、おじいちゃんおばあちゃんしかおらず、まだマシだったと思います。その後、受付の女性から紙コップを渡され、尿検査をするので尿を採ってきてくださいと言われました。

その足でクリニックのトイレに行き、尿を採りました。泌尿器科だからこそなのか、トイレの中には、尿検査の紙コップをそのまま提出できる小窓がついていました。台に置くと奥にいる看護師さんらしき人がそのコップを回収してくれました。そこで提出した後、待合室で診察を待ちました。

検査結果は1週間半〜2週間で出るということでしたが、提出した尿を顕微鏡に映し出されながら、おそらく性病だろうという診断はありました。ですが正確な結果を診るためにも検査結果を待つこととなりました。

初診から、約2週間ほどで結果が返ってきていました。正直、最初はそこまで重く捉えておらず、「1週間もあれば治るものだろう」ぐらいに考えていました。今回は尿検査はなく、そのまま2回目の診察を受けました。

すると先生から、クラミジアだけではなく淋病も併発していると言われました。

そのため「１つの性病にかかるよりも治療の時間がかかる、一定期間の治療が必要だ」という風に言われました。

薬の服用が主な治療でした。体内の性病の菌を体外へ出す薬を服用する。そして経過観察して、完全に菌がなくなるまで治療が続くとのことでした。まずは約1ヵ月間、薬を服用し続けることとなりました。そして今までの傾向からして、合計で約3ヶ月必要だと先生には言われました。

とはいえ背に腹は変えられないと思い、根気強く治療を続けなければと決心しました。何より辛かったのは、その間誰とも性行為ができないことでした。恥ずかしくて先生に確認を取ってないですが、直接の粘膜接触がないので、自慰行為はおそらく大丈夫だと思って行っていました。

1ヶ月ごとに診察を受け、毎回尿検査は実施していました。薬を欠かさずに服用していたので、徐々に菌が減っていると診断をいただきました。ただ、まだまだ治療が必要とのことで継続して薬を服用し続けました。そうして時が経ちました。そして3ヶ月後、最後の尿検査をして検査結果を待つこととなりました。検査の結果、無事に完治した言われました。

結論から言うと、検査し治療してもらって本当に良かったと思っています。何より、その症状が確認されてから誰とも粘膜接触をしていないので、周りに迷惑をかけずに済んでよかったです。

全ては自己責任なので、何言ってるんだって感じなんですけど、それでもすごく安心でした。そして検査し診断結果が出たことで、「自分は性病にかかったんだ」という何とも情けない感情が芽生えました。ちゃんと治さないと自分がしたいこともできないし、周りにも迷惑をかけるかもしれないと実感しました。それでしっかりと治療に取り組もうと思うことができました。

専門の先生に診ていただいて、完治したと言われたときの安心感は格別でした。開放感も半端じゃなかったです。ちなみに余談ですが、A子ちゃん・B子ちゃんには性病にかかったことを正直に伝えて、検査を受けてもらいました。そうしたら本当か嘘かは分かりませんが、両者とも陰性だということでした。

先には触れませんでしたが、3人目の可能性は当時付き合っていた彼女でした。昔、浮気癖のあった子なので、もしかしたらという疑念は生まれました。しかし怖くて確認することなく、性行為をすることもなく、そこからしばらくしてお別れしました。改めて今後も、少しでも異変があったら、泌尿器科に行って診察を受けようと思いました。